プロフィール



リスクから価値を生み出すリスク職人K.Mishimaです。
総合電機メーカー2社にまたがり約30年間、リスクマネジメントの職人技を磨き続けています。

1990年代から2000年代にかけて、業界初、世界一、新市場進出といった前例の無い製品開発を経験したことから、自然とリスクを想定しながら仕事を進める思考が身に付いていたかもしれません。

2000年代になってからは、ある製品の事故によって知人が亡くなったことがきっかけで安全リスクマネジメントへの意識が高まり、全社的な品質向上施策として設計品質・製造品質リスクマネジメントを推進するなど、“好ましくないリスク”への組織的対応に力を注ぎました。

それと同時に、アジア圏の海外事業に関わる中で他国のスピード感を目の当たりにしたり、欧州企業との交流を通じて価値観の違いを知ったりする中で、“好ましくないリスク”への対応や効率向上・コスト削減に傾倒していては“将来、会社が無くなるかもしれない”と考え始めたのです。それが、新たな価値を生み出すことを目指して“好ましいリスク”に挑戦し始めるきっかけでした。

その後、多様なリスクへの対応を経て“好ましくないリスク”と“好ましいリスク”は表裏一体だという考え方に至り、現在はプロジェクトリスクマネジメントや全社的リスクマネジメントに取り組んでいます。

“将来、会社が無くなるかもしれない”と考え始めてからは、次の3ステップで学び実践を続けています。

<学び①>
 マネジメントの理論やフレームワークの知識を第一人者や提唱者が書いた書籍から得る

<学び②>
 理論やフレームワークの意味や活用方法を自分なりの考えで咀嚼する

<学び③>
 咀嚼した考え方を自分の担当業務で実践して理解を深める

本サイトでは、<学び①>と<学び②>の中から新時代のJapan Qualityを創り出す原理原則を厳選して体系化し、リスクマネジメントという仕事の魅力を発信します。企業機密にあたる<学び③>の具体事例は載せませんが、他企業や他組織の事例を表面的に真似ても形骸化しがちです。原理原則を元にして自ら考え、新たな実践方法を生み出す楽しみを知っていただくことが著者の願いです。

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