品質マネジメントやリスクマネジメントについて考える時、「広い意味の品質を考えなければ」とか「あらゆることにリスクはある」などと言うことがあるのではないでしょうか。それを「難しそうだ」と思うか「楽しそうだ」と思うか、人それぞれだと思います。リスク職人は、学び続けることを「楽しそうだ」と思う気持ちを大切にしています。そして、新時代のJapan Qualityのために必要な学びを三階層で整理しました。
①の業務で使う知識だけでは、ルールに従うだけで思考停止したり、経験に頼って自己流になったりしがちです。②の知識の枠組みに頼り過ぎると、枠組みに合わせるだけで熟慮が伴わずに形骸化しがちです。③の多様な基礎知識を学び続け、自分自身が関わる事業や製品・サービスに合わせて応用することが大切だと考えています。